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L'ampleur

Kyoto-Karasuma kimono diary

江戸服飾史 

2008-08-14-Thu-21:17
まれに外国の方に聞かれることがある。
なんでそんな変なカタチのベルト(帯)なん?と。
(いやいや、これが熱狂ジャポニスムの重要アイテムなんだってば~)

着物マニアとしては、のぞむところだ!、なので話長くなるけど良い・・・・?と17世紀までさかのぼって話してしまうけれど、帯の形ひとつ語るにもキモノの歴史はあまりに長く深く広いなぁと思います。
うかつな質問をしたガイジンさんも可愛そうになるくらい。

たまに美術館に屏風絵を見に行っても、解説に出てくる用語が意味不明だったり、時代劇のコスチューム考証が本当に妥当なものなのか気になったり。ステレオタイプ化されている割に謎だらけな江戸ファッションが知りたい。頭の先からつめの先まで。
江戸服飾史江戸服飾史
(1998/09)
金沢 康隆

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金沢 康隆著のズバリ「江戸服飾史」。
じつは1998年ではなく、1962年発行のリイシューなのです。
カラー版の本がけっこうあるけれど、むしろ当時の流行、政治の流れと抱き合わせて考証する本書のほうが、すんなり「腑に落ちて」面白かったりする。

「抜き衣紋」の発祥は江戸初期の女子ではなく、関東若侍だとあった。キレイに見せたうなじと胸高の袴(帯)は、若々しくって上品で、今も昔も同じようだ。

400年経った今、着姿も社会制度も激変しているのに、根本的には美的感覚やファッションセンスはあんまり変わってなかったりする。

乱歩が、エッセイか何かで「帽子いややし頭巾がいい」というようなことを書いていたけれど、この頭巾だけはいつかかぶってみたい。
DSC03886.jpg
てゆうか、幕末までふつうに被ってたんだよねぇ。怪しいなぁ。
それに面長な、ヤマト美人しか絶対似合わない、とおもふ。
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