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L'ampleur

Kyoto-Karasuma kimono diary

卒業

2008-08-29-Fri-08:00
ついに西陣を去ることになり、昨夜は送別会をしてもらいました。泣く。

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そういえばこの業界に来て、花の名前を随分覚えたような気がする。

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近頃では、季節のルールがややこしいから花柄は嫌という人がいたり、また季節感が出ないほうが気にせず着用できる、ということでなんだか洋花と蔓草がアレンジされたような柄も多いですが、実際その植物を知ると、花柄の良さというものがだんだんとわかって来るのです。

草花が身近にあればあるほど、その美しさを纏ってみたくなるのが人情なのかと、最近は通りに出ても民家を飾る花たちをいろいろチェックするようになった。

男のキモノ、売り方買い方

2008-08-20-Wed-20:09
女子厳禁。今日は、こんなのを読みました。
文体も女性誌とはまた違った趣で、価格が明記されているあたりなんかも男性向けやなぁと思った。

サライ 2008年 7/3号 [雑誌]サライ 2008年 7/3号 [雑誌]
(2008/06/19)
不明

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おなじ着物とはいえ、男と女の着物世界は似て非なるもの。
『着物好きの集まり』ならいざしらず、絶対女子より少数派、
男の人が着物に惹かれる感覚というのが時には不思議に思えたりします。

以前、東京の某おとこキモノ店で働いていた知人いわく
やはり男性客は電車が好き、歴史が好き、
と同じく非常にマニアックであるそうで
現実的な女性といえば、
見る→触る→(ここが重要)着装する→で、やっぱり値段
→でもって決まった時には一本締め?!(田舎の呉服屋さん!)ですが
それに引き換え男性の場合、織の組織とかどうこう、
とかゆう話に結構萌えて下さったりするそう。

また、自分の担当の女性店員の出勤時間を狙っては、
店に花とメッセージカードを置いてゆくお客さんもいたそうです。
(男と女が入れ替わったと考えただけで、
なんとも不思議な印象を受けました。
展示会におばちゃんがおはぎ持ってくるのとは違う気がします。)

つまり「おとこキモノ」は、付き合いで行く展示会でもなく、娘の振袖見に来たついででもなく、ちょっぴり非日常な、お洒落でロマンチックな世界なのだと思う。

もし自分の夫が着物にハマったら・・・?
サライ世代さま、じゃんじゃん着物にハマってください。京都の観光名所にも着物姿増えたら、素敵です。着物が広まったらもっと素敵。果たしておっちゃんの着物姿は、道行くおっちゃんのハートを掴むのでしょうか。


アンティーク小紋が・・・被布衿コート完成

2008-08-07-Thu-21:05
年齢的にも、浴衣に大興奮出来ない、今日この頃。
上布にしたらいいやん、と悪魔のささやきが聞こえても、
ほんとは浴衣にする勇気がないねん。

夏着物はすでに食べこぼしたりなんだかんだでクリーニングへ出払っており
ちょこっとキモノ生活から遠ざかっていたところ、、、
忘れたころにお仕立屋さんからのサプライズ!
(自分で頼んでおきながら・・・)

寸法があわず着れなかった、まさに箪笥のこやし
この総柄小紋をほどいて・・・
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オトナの被布コート完成!
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いろいろ悩んだ衿。
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こうやってトルソーに着せると、世紀末ドレスのよう・・・。
衣紋抜きじゃないとね・・・。
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最大のこだわり。ぽっこり袖、リボンつき!!
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また一歩、心は冬に近づいた。

シルクのほわほわ

2008-08-07-Thu-20:39
これ、じつは
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帯締めなのです。
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三つ杵印、堺町三条にある渡敬さんの新作。

シルクのぽわぽわがやばい。
触ると(当たり前やけど)絹鳴りの音。
このアイスカラーにも一目惚れした。

早、心は衣替え。クリスマスや新春のドレスアップにもいいけど、
なごり雪の季節に、かわいい小紋でお出かけもいいなぁ。

メルヘン夢二な羽織裏

2008-07-12-Sat-11:31
普通に売っている男物の、いわゆる額裏というのが
粋でもなく、渋くも無く、竜虎とか一富士二鷹・・・とか大江戸日本橋とか、
どれもイマイチ、だなぁ。女の子でよかったー、とか他人事に考えていたら、
この夏、初めて男の羽織のお見立てをすることになった。

最初は男物のアンティーク襦袢や!と意気込んで探したけれど
目を付けたものが一息の差で売約されてしまったり、
一目惚れしたのに、いい柄のとこに虫食いがあったり、
すっかりリサイクル運に見放されていた私。

しかも、低予算。となれば、もうさらで女物しかないだろうと思って
裏もの屋さんでちょこちょこ物色。
女物は量産されている分、安くてバリエーションに富む。
キモノ、襦袢とおなじく。

これは襦袢地。
献上麻の葉裏g080712


これもかっこいいけど、女羽織の裏だから良いのかも・・・男の子には物足りないかな?
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これはどうだ、
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と写メを送ると、二つ返事で決定。
なんか夢二を連想させる、メルヘンなお馬さん。
尺幅なので、見えないところで接いでもらわなあかんけれど。
将棋の額裏とか買うより、やっぱり安くてお洒落だ。
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